
「Take it easy」
~またね、で繋がる人や町を紡いで~
私は生まれも育ちも違う移住者として三浦の地へ足を踏み入れました。始めの数年は職場と家の往復ばかりで、誰と知り合うこともなく、ただ住まう町としての三浦でした。子供が生まれ、子供の生まれ故郷となった今、三浦は私にとって掛け替えのない町となりました。今では知り合いも増え、町で声を掛け合える、人のつながりを感じることができるようになりました。この町を第2の故郷とするべく思い立ち、友と呼べる人を求め入会した三浦YEGでは、多くの仲間と出会い、切磋琢磨することができました。
しかし令和5年には三浦市の人口が4万人を切り、少子高齢化、過疎化に歯止めがかからない状況となっております。町の人が減り、若者が減り、それに伴い三浦市に籍を置く企業・事業主も高齢化、縮小などが進むばかりとなっています。
私たち三浦に住む青年人はこの状況を傍観するのではなく、海と山に囲まれ自然豊かな三浦、住みよい町を育み、子供たちの故郷三浦を明るい次代へつなげるアクションを起こし、変化を求め手を取り合うことが必要だと強く感じます。
令和6年度のスローガンは「Take it easy~またね、で繋がる人や町を紡いで~」
とさせて頂きました。第一の意味は「気楽にいこうぜ」です。三浦YEGメンバーそしてこれからメンバーになってくれる方々が、分け隔てなく意見交換できる場所でありたい。三浦を盛り上げる活動をメンバー全員互いに手を貸し合い「気楽にいこう」と助け合える場所でありたいと思います。
Take it easyにはもう一つの意味があります。それは「またね!」という意味です。気のいい仲間につかう一番緩い挨拶です。私はこの三浦YEGに入会し「またね!」と挨拶できる多くのメンバーに恵まれました。本年度は多くの素晴らしい青年部活動を知ってもらう機会を作る事業により、三浦YEGの周知拡大や新しいメンバーとの出会いを喜べる活動、三浦の枠を超え、他YEGとの交流を図る事業を通しメンバーの絆を深め、三浦YEGメンバーが分け隔てなく明るく前を向き「またね」と気楽に声を掛け合える仲間作りを行う活動をしてきたいと考えています。
今年度はそんな仲間たちと手を取り助け合い、三浦の明るい未来を一緒に悩み、考え、行動する、三浦商工会議所青年部活動を行っていきたいと考えております。
髙橋 洋平